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近年、健康を意識して購入する人が増えているはちみつ。栄養分豊富でパンやヨーグルトと一緒に食べるのはもちろん、料理に使ったりレモンや生姜などを漬けたりする方も多いと思います。今回はその中でも人気がどんどん高まっている、オーガニック蜂蜜について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
どこの国の蜂蜜が安全なんだろう?
グリホサートが入っていない蜂蜜が欲しい!
楽天などの通販サイトを見ても、どれを買っていいのかわからない。
最後まで読むことで、あなたにピッタリのはちみつが見つかりますよ!
オーガニック蜂蜜とは?
オーガニックと有機って何が違うの?
オーガニックというのは日本語に直すと「有機」という意味であり、オーガニックも有機も同じ意味です。
指定されていない農薬の散布、化学肥料や遺伝子組み換え技術を使わない農業や栽培方法を表す言葉です。自然本来が持つ力を活用して商品を生産することによって、動植物の生態系や人々の健康を守ったりすることが重要視されています。
オーガニックに似た言葉
有機
オーガニックと同じ意味で、化学肥料や指定外の農薬を使用せずに生産された食品や製品。
ボタニカル
植物由来の成分が少しでも含まれている製品で、シャンプーやスキンケア商品に多い。
無農薬
殺虫剤や除草剤などの化学農薬を一切使わないことを意味します。(化学肥料は規定の範囲内であれば使っていいということで消費者が間違いやすいので、2007年から表示の禁止とされています。)
オーガニック蜂蜜って?
化学物質が全く使われず完全に汚染されていない場所で採蜜した蜂蜜の事をオーガニック蜂蜜と言います。また、ミツバチを育てる際にも抗生物質や化学物質を一切使わない事も条件に入ります。
特にみつばちは行動範囲が2〜3km程あるので、都市部や工業地帯や農家などから離れた場所で養蜂をし、自分だけではなく周りの環境も良くしなければいけません。
そんな地球にも人間にも優しい環境で採れる蜂蜜だからこそ、オーガニック蜂蜜は人気があるのです。
国内産のオーガニック蜂蜜はないのか?
国内産にもオーガニック蜂蜜はあります。
日本には、農林水産省が定めた有機食品の認証制度「有機JAS認証」があり、指定の第三者機関が認証をおこなっています。
このマークがついているものは、有機食品の検査を受け認証を受けたものにつけることができるので確認してみてください。
ただ、日本の場合は国土が狭く人口密度が高いため、都市部や工業地帯や農家のいない場所がほとんどありません。人里離れた山奥や島でなければいけないので、国産のはちみつの中でも極めて希少です。
化学肥料や化学物質が全くと言っていいほど含まれていない蜂蜜をお探しの方は、基準が厳しい国の外国産の蜂蜜をオススメします!
オーガニック蜂蜜の選び方
オーガニックに対しての熱量が高い国々が世界には多くあり、蜂蜜を選ぶ際にも参考になると思います。ここでは3つのポイントを抑えましょう!
オーガニック先進国から選ぼう
ドイツ
オーガニックというのはドイツが発祥と言われており、昔からオーガニックの最先端を今現在も尚走っております。
・有機農業面積は世界でTOP10入り。
・小売でのオーガニック市場は世界で2位。
・大手オーガニックスーパーも全国に多数展開。
・世界最高峰のオーガニック認証機関の本部。民間の認証機関も多数あり。
こういったオーガニックに対しての多方面での動きや実績が、最先端を常に走る理由です。
デンマーク
オーガニック大国として、世界のトップを走り続けるデンマークですが、2020年に、イェール大学が発表するEPI(環境パフォーマンス指数)ランキングで1位に選ばれています。
その理由としては、国民の健康への意識が高いことが挙げられます。
2019年はデンマークは1人当たりの年間オーガニック商品消費額が世界で最も高く、2020年には、デンマーク人が購入する食品の12.8%がオーガニック製品になっており、これは世界のどの国よりも高いオーガニック市場シェアであります。
コロナ禍に入ってからも、年々オーガニック商品の売り上げが増加しております。
アメリカ
アメリカはジャンクフードなどのイメージが強く、不健康で肥満が多いというイメージですが、近年ではオーガニックを支持する健康志向が増え、市場規模も世界一でオーガニック大国と呼ばれています。
アメリカのオーガニック食品は、米国農務省(USDA)が定めた厳しい有機基準に従って生産されたもので、化学肥料、下水汚泥、放射線照射、遺伝子組換え原料は使用できません。
また、フードロス問題やオーガニック野菜の充実、ヴィーガン食などの多様性の充実化など、いろんな問題に対しての対策がしっかりとなされております。
国民の意識もそうですが、国が健康への意識を変えたことが、今のアメリカを作っています。
有機農業に力を入れている国から選ぼう。
有機農業に力を入れているのが、オーストラリアやヨーロッパ(EU加盟国)です。特にEUでは、有機農業に対する消費者の関心が年々高まっており、有機農地面積が10年前と比べ2倍以上増加しています。
みつばちの活動圏内が有機農地になることで、農薬や化学物質の少ない人間にもみつばちにも優しい環境が広がり、有機はちみつの生産量も増えていきます。
EUの中でも蜂蜜に関しては、イタリア産やドイツ産のものが高品質で人気があります。
グリホサート禁止国から選ぼう。
農薬にもいろんな種類がありますが、代表的なのがグリホサートです。このグリホサートという成分は発がん性や発達神経毒性の可能性があるという報告が世界でも多くあります。
ただ、開発したモンサント社や日本ではグリホサートは神経毒性、発がん性、繁殖能に対する影響、 催奇形性及び遺伝毒性は認められなかったという報告もありますが、実際にはグリホサートの安全性について、科学的な結論はまだ出ていないというのが現状です。
蜂蜜に関しては、2020年にニュージーランド産の一部のマヌカハニーを含む蜂蜜から、グリホサートが検出されたというニュースで、グリホサート論争がありましたが、そもそも検出されなければ大丈夫な話です。
このグリホサートは禁止国も多数あり、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーではラウンドアップの散布禁止、フランスではラウンドアップの販売禁止、EUは2022年にグリホサートの仕様を禁止と発表しております。(ラウンドアップとは除草剤の事で、グリホサートを含む成分が入っております。)
気になる方は、こういった禁止国のはちみつを購入する事で、不安を解消することができますよ!
基本的に蜂蜜を購入される方は、健康を意識して購入されるので、純粋はちみつを選ばないと意味がありません。
はちみつにはビタミンやミネラル、アミノ酸、酵素など数多くの栄養素が含まれています。
それに加え、はちみつの甘みというのはブドウ糖と果糖の割合がほとんどを占めており、この2つは単糖類です。単糖類というのは、それ以上分解できない最小の物質なので、体に負担をかけずに吸収し、すぐにエネルギーとして転換されます。
分かりやすい例を言うと、体調が悪い時に病院で点滴を打ちますが、あれは体の機能が低下し分解しにくい状態なので、分解しないでいいブドウ糖を直接体に注射します。そうすることで、すぐにエネルギーとなり、体調が戻っていくという原理です。
このように、純粋はちみつには様々な栄養素が含まれますが、精製はちみつや加糖はちみつと呼ばれるものを購入すると、その分良いものも損ねてしまうので、しっかり抑えておきましょう。
非加熱のはちみつは自然と結晶化が進んでいきますが、とろとろの状態に戻すために加熱をします。
特に寒い時期は蜂蜜がガチガチに固まって、容器に詰めることができません。
これに加えて蜂蜜を購入する方のほとんどが、とろとろの蜂蜜を求めてあるので加熱をかけます。
この加熱という工程が、はちみつの栄養素を損ねてしまう原因になります。
ただ、低温加熱と言って栄養素を損ねないような加熱方法もあるので、加熱はちみつだからと言って栄養素が入っていないということでもありませんので、安心して頂ければと思います。
最近では加熱をしているのにも関わらず、非加熱はちみつとして販売している業者さんも多くいらっしゃいますので気をつけましょう!
最近人気が高まっている「ローハニー」で探してみるのもいいですよ!
オーガニック蜂蜜おすすめ3選
オーガニック蜂蜜と呼ばれる3種類をピックアップしていますの、ぜひ参考にしてみてください。
アカシア蜂蜜(ドイツ産)
さっぱりした味わいが好きな方や甘いものが苦手な方に人気のあるはちみつ。クセが無く食べやすいのですよ!
アカシア蜂蜜(イタリア産)
さっぱりした味わいが好きな方や甘いものが苦手な方に人気のあるはちみつ。クセが無く食べやすいのですよ!
甘露はちみつ(ドイツ産)
香りや口に入れた時の風味が独特で、栄養価に特化したはちみつです。健康への意識が高い方がたどり着く逸品ですよ!
まとめ
今回は数ある蜂蜜の中でもオーガニック蜂蜜について詳しく解説しました。
通販サイトのランキングや値段だけでは、なかなか判断ができないと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
坂井養蜂場では、国産のはちみつを多数販売しております。ぜひご覧ください。
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