もち蜜とは？味の特徴や違いについて養蜂家が解説！

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香りが良くフルーティな味わいで食べやすい事から人気のあるもち蜜。九州を中心に西日本に拠点を持つ養蜂場や国産蜂蜜専門店で多く販売されており、はちみつを愛される方は一度は見かけた事があるかと思います。

こんな疑問を浮かべる方も多いのではないでしょうか？

今回はそんな「もち蜜」について分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

最後まで読むことで、もち蜜の魅力が分かりますよ！

もち蜜とは？

「もち蜜」もしくは「もち蜂蜜」と呼ばれる蜂蜜は、もちの木から採れた蜂蜜になります。

もちの木にも種類が多々ありますが、その中でもクロガネモチ（黒金糯）やネズミモチ（鼠黐）という種類が蜜をよく噴きます。比較的目にする事が多いのがクロガネモチになります。

写真のように赤い実がなり、昔から「お金持ちになる」という言い伝えがある事から縁起の良い木として、庭先や街路樹として植えられる事が多いです。

実がなるのは冬場ですが、花を咲かせ蜜を噴くのは４月の下旬から５月の中旬頃になります。

ちなみにお正月に食べるお餅とは全く違います！

どんな味がするのか？特徴は？

一番気になるのが味だと思います。

もち蜜は香りが良く爽やかでフルーティな味が特徴です。この一文だけを見ると、一見さっぱりとした味を連想される方も多いと思いますが、まろやかで甘味もしっかりしているので、蜂蜜好きにはもってこいの種類になります。

パンやヨーグルトに塗って食べたり、料理にも幅広く使えます。

コーヒーや紅茶に入れるのも美味しくてオススメです。

もち蜜はやっぱり国産がオススメ？

国産蜂蜜をこよなく愛される方は、よく「国産ですか？」と聞かれる事が多いです。

もちの木は日本だけでなく朝鮮半島や中国、台湾などにも生育されてありますが、縁起物として古くから日本で愛される樹木であり、国産のものが主流になります。

不安な方は店員さんに尋ねたり、ネットで購入を考えている方は概要欄をよく読んでみましょう！

ただ１つ注意喚起をするならば、純粋はちみつを選ぶ事をオススメします。

水飴やショ糖、加糖といった物を混ぜ合わせた精製蜂蜜、加工蜂蜜というのもありますので、ご注意ください！

まとめ

もち蜜は香りが良くフルーティで食べやすく幅広い方に愛用されています。

蜂蜜が大好きな方や、健康維持のために蜂蜜を食べる方、またこだわりなど特にない方も、ぜひあなたの食卓で、もち蜜を食べてみてください。

この記事を読んであなたにぴったりの蜂蜜に出会ってもらい、毎日楽しんで貰えればと思います。

坂井養蜂場でも国産の純粋もち蜜を販売致しておりますので、興味のある方は是非御賞味ください。