みかん蜜とは？味の特徴や違いについて養蜂家が解説！

（本ページはプロモーションが含まれています）

柑橘系の香りとさっぱりとした味わいで人気のあるみかん蜂蜜。健康のために蜂蜜を食べたいけど、甘いのがどうしても苦手という方でも食べやすい蜂蜜です。

などのご質問が多くあるので解説したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

みかん蜜ってどんな味？特徴は？

見た目

透き通った黄色みがかった色が特徴で、ものすごく綺麗な色をしています。

みかん蜜は主に、４月の下旬から５月の頭に花を咲かせますが、蜜の分泌量が少なかったり、雨が多かったりするとみかんの蜜があまり採れず、みつばちが他の花に行く事もあります。

そうなると透明度が落ちたり、味にも変化が出てきます。

味

みかん蜜は柑橘系の香りと酸味のあるさっぱりとした上品な味わいが特徴です。

健康のために蜂蜜を食べたいけど、甘いのものが苦手な方という方でも食べやすい蜂蜜の種類になります。

さっぱりとした蜂蜜で有名なのがアカシア蜜ですが、みかん蜜はまた一味違います。

みかん蜜の場合、柑橘系の爽やかな香りと口に入れた時にさっぱりとした酸味のある味わいが最初に広がるのですが、後からしっかり甘味がついてくるので、少し不思議な感覚になります。

稀に「みかん蜜は甘い」という方がいらっしゃいますが、個人的に分からなくも無いなとも思います。

とは言っても蜂蜜の中ではさっぱりとした分類に入るので、甘いのが苦手な方にはオススメです。

色の濃いみかん蜜はニセモノ？

色が濃くなる原因

みかん蜜は人気のある蜂蜜なので、全国でもみかん蜜を売っている養蜂場や専門店は多々あります。その中でも色の濃いみかん蜜を販売されている所も多くあります。

色が濃くなる原因は２点あり、それは以下になります。

・みかん蜜の純度が低い

蜂蜜はその年の環境や天気の状況によって、味や見た目、採れ高などが大きく左右されます。

みかんの花は１週間前後咲きますが、その時の天候が悪ければ蜜は入りにくく、そもそも分泌量の低い時もあります。そうするとみつばちは他の花に向かうので、透明度が無くなる事があります。

・加熱処理をしている

蜂蜜の特徴として白く固まる性質があり、これを「結晶化」と言います。

結晶化は自然の原理で、品質に問題があるわけでは無いのですが、結晶した蜂蜜は需要が低くいため業者はどうしても加熱処理をすることが多いのです。

ですがみかん蜜の場合、加熱をすると色が濃くなる特徴があります。

これは自然の原理なので仕方ないのです。

ただ、高温加熱は栄養素は壊してしまうので、低温加熱をしているハチミツ屋さんで購入することをオススメします。

みかん蜜は農薬が入っているの？

国産蜂蜜を購入される方は、健康を意識されてある方が多く、添加物や農薬などを気にされる方も多いです。

とは言っても植物には虫が付くのが自然の原理で、無農薬で綺麗に保つのは至難の業です。

普段スーパーやデパートで目にする野菜や果物は綺麗なものがほとんど並んでおり、無農薬になると生産量も落ちるので、どうしても農薬を使わざるを得ない状況にあります。

蜂蜜の場合は、ミツバチがみかんの所に飛んで行くので間接的に触れることになります。

ただ養蜂家の中には残留農薬の検査などを行なっている所も多くあり、健康に配慮した業者さんもいっぱいあります。

気になる方は購入する前に尋ねてみましょう！

まとめ

みかん蜜は柑橘系の香りと、さっぱりとした上品な味わいで幅広い方に人気があります。

蜂蜜が大好きな方や、健康維持のために蜂蜜を食べる方、またこだわりなど特にない方も、ぜひあなたの食卓で、みかん蜜を食べてみてください。

この記事を読んであなたにぴったりの蜂蜜に出会ってもらい、毎日楽しんで貰えればと思います。

坂井養蜂場でも国産の純粋みかん蜜を販売致しております。残留農薬の検査も行なっておりますので、興味のある方は是非御賞味ください。