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蜂蜜の中でも栄養成分が多く含まれていることから人気が高まっている「マヌカハニー」。楽天やヤフーなど、通販サイトを見ても大人気で、ランキングを見ても上位を占めております。
ただ、国内で摂れないということもあり、色んな疑問や質問も多くあります。
「UMF」や「MGO」って何のこと?
「UMF」と「MGO」の違いって何だろう?
数字が上がると、何がいいの?
こういった疑問を持った方が多いので、養蜂家の視点で詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
「UMF」と「MGO」を深く理解できるようになります!
マヌカハニーの特徴
マヌカハニーとは、ニュージーランド原産の「マヌカ」という低木に咲く花から採れる蜂蜜です。
薬っぽい味がすることから苦手な方も多いですが、普通のはちみつには入っていない栄養成分も入っており、健康や美容に対して、意識の強い人から人気の高いアイテムになります。
採蜜当初は茶色っぽい色でトロトロの状態ですが、時間が経つとザラザラとしたクリーム状に変わっていきます。
これは「結晶化」と言って、マヌカだけではなく蜂蜜であれば全て白く固まっていきます。
約4週間という短い期間で採蜜されるとても希少な蜂蜜で、「ハチミツの王様」や「世界最高のハチミツ」と言われています。
「MGO」「UMF」とは?
上記の商品ラベルの中央下付近に「UMF10+」「MGO261+」という表記があり、「何の数値?」と疑問を抱く方も多いと思います。マヌカハニーを購入する際には、選ぶ基準として数値が1番重要になるので、覚えておきましょう!
MGOってなに?
MGOというのは「メチルグリオキサール」の略称であり、一言で言うと抗菌物質です。
このMGOという物質は、他の蜂蜜には含まれておらず、マヌカハニーならではの抗菌特性になります。
また、マヌカハニーには「MGO261+」のように、MGOのあとには数字がついております。この数字は含有量を指しており、マヌカハニーの1kgに対し、「何㎎以上含まれていますよ」という意味になります。
MGO261+の場合
1キロ当たりMGOが261㎎以上含まれていますという意味です。ただMGOというのは、もともとマヌカ花蜜に含まれているのではありません。マヌカ花蜜中のジヒドロキシアセトンという物質が、巣の中でミツバチにより加温されて徐々にMGOへと変化していきます。
したがって、MGOを多く産生するにはジヒドロキシアセトンの豊富な含有量と、健康なミツバチが必要なのです。
そもそもMGOというのは、2006年にドイツのトーマス・ヘンレという教授が率いられた研究チームにより発見されました。
それまでも、マヌカハニーが持つ独自の抗菌特性は何十年間も知られていましたが、研究を重ね、天然で生成するメチルグリオキサール(MGO)がマヌカハニーの抗菌特性を担う主要な成分である事を見出したのです。
その研究では全世界の80種類以上の蜂蜜を試験し、MGOの濃度を測定した所、ニュージーランドの一部のマヌカハニーから高濃度のMGOが含まれているという事が発見されました。それは通常の蜂蜜の70倍以上も高い数値となったのです。
もしも、マヌカハニーのMGO濃度が低い場合、もしくはまったく含まれていないとなれば、それはマヌカハニーが他の蜂蜜と自然に混ざった百花蜜に近いもの、もしくは人工的に混ぜたものだと言えます。
通販サイトなどで人気なマヌカハニーの中には、MGOがほとんど含まれていない製品もあるため、必ずMGOの含有量をチェックした上で購入するようにしましょう。
UMFってなに?
UMFとは、ユニーク・マヌカ・ファクター【Unique Manuka Factor】の略称であり、一言で言うと抗菌力を示す数値になります。
そもそもユニーク・マヌカ・ファクターというのは、ニュージーランド政府認定協会の名前であり、マヌカハニーを科学的にテストし、品質や純度を評価するところです。
「UMF〇〇+」と表記されているマヌカハニーは全て、検査を受けて評価された蜂蜜になります。
ただ、UMF基準のマヌカハニーとして認められるためには、厳しい検査に合格しなければなりません。
ニュージーランドのマヌカの木から採取された蜜であること。
ニュージーランドで検査を受けること。
瓶詰め、ラベル貼りがニュージーランド国内で行われること。
この必要条件をクリアしたものがUMF認定を受け、ラベル等に品質マークを付ける事が出来ます。
また、UMFのグレードに関しては、マヌカハニーが持つ成分のレベルによって、ランクが付けられます。
・モノフローラル(単花蜜)に近いと数値が高くなる。
・マルチフローラル(百花蜜)に近いと数値が低くなる。
消毒液であるフェノール溶液とマヌカハニーを比較試験し、菌の増殖に対してどれくらい効果があるのかを検証しています。
つまり「UMF10+」というのは、フェノール10%希釈液と同じ効果があるという事です。
この実験方法は、ニュージーランドのワイカト大学のピーター・モラン教授が考案しており、一般消費者が分かりやすいように、抗菌活性を表した数値として表記されるようになりました。
もし、本当にUMF認定をしっかり受けているのか心配なのであれば、UMF認定証を提示しているところで購入すると安心できます。
UMFの検査機関で厳しい検査に合格したマヌカハニーにのみ、認定証をもらえ「UMF」のグレードを記載することができます。そこにマヌカハニーの活性力を表す数値(UMFのグレード)が記載されています。
よくある質問
- マヌカハニーの数値でオススメは?
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マヌカハニーの初心者から上級者でオススメは変わります。詳しくは別記事で紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
- 国産のはちみつとマヌカハニーはどちらが良いですか?
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栄養価を取るのであればマヌカハニーで、美味しさや値段を重視するなら国産はちみつです。
国産はちみつについてのおすすめは別記事で紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
- 外国産のはちみつは安心して摂取できますか?
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近年では、外国産のはちみつは厳しい検査や基準を通ったものが国内に輸入されます。もちろん、全てではありませんが、購入する際にしっかり表記しているところもあるので確認してみましょう。
こちらも別記事で紹介しておりますので、チェックしてみてください。
- どの種類の蜂蜜が1番オススメですか?
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人それぞれに目的や味の好みがあるので、自分がなにを求めているのかを、まず明確にしましょう!
こちらも別記事で紹介しておりますので、チェックしてみてください。
- 賞味期限の切れたはちみつは食べれますか?
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蜂蜜は腐れるものでは無いので食べることは可能ですが、基本的には食べるのは控えるようにお伝えしています。
- はちみつは何歳から食べても良いですか?
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基本的に1歳を過ぎてから摂取するようにしましょう!ただ、与える際には少量から始めるようにしてださい。
- スーパーの蜂蜜は本物ですか?
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健康を意識して蜂蜜を購入している方には、スーパーの蜂蜜はオススメしません。本物かどうかも分かりませんが、不安要素のあるものは控えるようにしましょう!
- ローヤルゼリーって何ですか?
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ローヤルゼリーは、女王蜂だけが食べることを許される特別な食べ物です。栄養成分豊富で女王蜂はミツバチの何十倍も長生きします。
- はちみつスティックのオススメはありますか?
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スティックタイプの蜂蜜も近年人気で、オススメ商品ももちろんあります。
- はちみつのボディクリームのオススメはありますか?
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美容には保湿が欠かせませんが、蜂蜜のボディクリームもたくさんあります。その中でもおすすめの商品を別記事で紹介しております。
- マヌカハニーのスティックタイプでオススメはありますか?
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様々な商品ありますが、オススメはあります。スティックタイプならではの選び方やポイント、メリットとデメリットまで別記事で紹介しておりますので、チェックしてみてください。
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