はちみつは何歳から食べても良い？養蜂家が詳しく解説！【2024年最新版】

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はちみつは普段の生活の中で健康や美容のサポートアイテムとして生で味わったり料理や飲み物などに混ぜてアレンジしたりと様々な形で楽しまれ、多くの方に愛用されている食べ物です。

その中で質問として多いのが

こういった疑問を持った方が多くいます。

今回は養蜂家の視点でわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

蜂蜜は何歳から食べられる？

はちみつは栄養成分が豊富で、糖分がブドウ糖と果糖の割合が多いため、体に負荷なくエネルギーを吸収しやすいという利点があります。そのため、小さい子供にも良いのではないかという考えを持っている方もいるかと思います。

ただ、蜂蜜は１歳未満の子供には与えてはいけません。

はちみつ入りのお菓子などの食品はもちろん、料理にも使ってはいけません。

はちみつを含む食品には「１歳未満の乳児には与えないでください」と言うような文言がありますし、母子手帳にも記載がされております。

厚生労働省のホームページにも記載されていますので、チェックしてみてください。

蜂蜜を与えたい場合は、１歳を過ぎてから与えるようにしましょう！

厚生労働省　ホームページ

乳児が食べてはいけない理由

はちみつを乳児が食べると、「乳児ボツリヌス症」を引き起こす場合があります。

これは、１歳未満の腸内環境が未熟な時に、蜂蜜に混入している場合のあるボツリヌス菌が腸内で増えて、乳児ボツリヌス症というものを引き起こします。

基本的に離乳食は生後５〜６ヶ月頃からですので、１歳になるまでの期間は、注意が必要です。

またボツリヌス菌は蜂蜜だけに付いている訳ではなく、土壌などに芽胞が分布しているため、生野菜などにも付着することがあります。

酸素の薄い場所を好む傾向があり、真空パックなどの密封かつ常温だと増殖しやすく、食中毒の原因になる場合もあります。

酸素のない状態の食品（真空パックの食品、缶詰等）は気をつけましょう！

１歳を過ぎた後の食べさせ方

１歳を過ぎたら腸内環境も整ってきて、ボツリヌス症の危険性は少なくなりますが、まずは少量から試してください。

いきなり多くを食べさせると体調にもよりますが、腹痛や下痢を起こすこともあります。

また、血糖値が高くなる場合もあるので、気をつけてください。特に、初めての場合はかかりつけの病院や診療機関が空いている平日に、試してみることをおすすめします。

はちみつにはたくさん種類があるのでおすすめを知りたい方は、別記事で紹介しておりますので、そちらをご覧ください。

注意点

蜂蜜を与える際に注意しないといけないことが２点あります。

はちみつのアレルギー品目について

蜂蜜には種類がたくさんありますが、その中にはアレルギー品目でもある、「そば」「オレンジ」「りんご」などの蜂蜜もあります。

また、いろんな花の蜂蜜が混ざり合わさっている「百花蜜」という種類もあります。これは、地域によっては、「そば」「オレンジ」「りんご」の蜜も含まれる場合があるので、注意が必要です。

蜂蜜を子供に与える際には、何の種類の蜂蜜なのかを把握しておくことが大事です。

ボツリヌス菌の高温殺菌について

ボツリヌス菌の芽胞というのは、120.4度以上の高温でなければ死滅しないというデータがあります。

離乳食は高温で長時間煮るから、菌は死滅するよね！

こういった考えをお持ちの方がいらっしゃいますが、それは間違いです。

煮物というのは100度以上にならないので死滅しません。１歳未満の乳児に与えるのは控えてください。

よくある質問

はちみつは何の種類がおすすめですか？

蜂蜜には種類が多くあり、味の好みや目的が人それぞれ違いますので分かりませんが、人気で言うならば、百花蜜・アカシア蜜・マヌカハニーというのは人気です。

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一般的には「純粋はちみつ」と表記されている蜂蜜は本物です。ただ蜂蜜は食品偽造が多い食品でもあるので、注意点も様々あります。

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賞味期限の切れたはちみつは食べれますか？

蜂蜜は腐れるものでは無いので食べることは可能ですが、基本的には食べるのは控えるようにお伝えしています。

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